ぺらいち君のイマイチ人生

~東京ドームから徒歩5分~

ぺらいち君のイマイチ人生~東京ドームから徒歩5分~

    f:id:peraichikun:20190105020429j:plain f:id:peraichikun:20190105020439j:plain

タクマとサヨちゃんが、どうも・・・

今日は、タクマに会った。

そうだ・・・タクマにも、
あの時の事を謝らなくちゃぁ・・・
ヒロセの舞台の後の飲み会で
キレちゃったこと・・・

「あ、タクマ、あん時は、ごめんな。
 LINEも、いっぱいくれたのに、
 無視しちゃって・・・」

「あー、そんなことよりさ・・・」

そんなことより?!!

f:id:peraichikun:20190527024907j:plain

 

タクマは、かまわず話し続ける。

「サヨちゃんのことなんだけどさ・・・」

「お、おう。なんかあったん?」

「いや・・・それが、また付き合ってるのか
 分からなくなっちゃって・・・」

「え?!」

「いや、どうやら
 サヨちゃんの『付き合う』って

 俺の思ってた『付き合う』と
 違うみたいで・・・」

「ど、どゆこと?」

「それが・・・付き合って
 2週間経つのに、
キスもまだなんだよ」

「え・・・」

うーん、中学生くらいの年だったら、
そういうこともありそうだけど・・・
タクマの今までの経験からしても、
確かに、それは異常事態かもしれない。

「でも、まぁまだ
 2週間でしょ?そのうち・・・」

俺が、そう諭すと、
タクマは、必死に現状を訴えてくる。

「いや!それが!!
 結婚するまでは、キスできないって
 言うんだよ?付き合ってるのに・・・」

「マジ?」

それは、キツイ・・・
でも、タクマは、そんなこと、
耐えられるんだろうか・・・

「まぁ・・・俺が、なんとかして
 サヨちゃんの気持ちを
 変えてやるしかない・・・か!!」

f:id:peraichikun:20190527024924j:plain

 

うーん、タクマは息巻いてるけど。
いかにタクマといえど、
サヨちゃん相手だと、どうだろう・・・

なんたって
サヨちゃんは、
価値観の全く違う宇宙人
みたいなもんだからな・・・。