乗り越えた壁は いつか自分を守る盾となる

我が広島東洋カープもマジック1と
優勝間近。

早くて今日にも地元広島で優勝が
決まる！！！

今シーズンも、『逆転のカープ』
と言われ、大差で負けていても、
驚異の打線で追い上げ、逆転して
しまう試合がいくつもあった。

チームも最後のアウトまで諦めて
いないのを感じるし、応援してる
こっちも絶対逆転あるぞって
期待して見てしまう。

なので当然、最近は、広島出身の
マルオと俺は、カープの話題。

「マルオ、だれが好きなん？」
「ワシはやっぱ守備の
　プロフェッショナル、菊池かのぉ！
　ぺらいちさんは？」
「おれは・・・堂林じゃね」
「えー！堂林？全然打たんじゃろぉ」

 堂林翔太。
その甘いマスクから『鯉のプリンス』と
呼ばれ、『カープ女子』と呼ばれる
空前のカープ人気に火をつけた
張本人の一人。

その長打力からカープファンから
長年期待され、『未来の4番』と
言われて続け、何年が経つだろうか。

キャリアハイの3年目2012年から
だんだんと成績を落とし、
一時は『三振王』の名を欲しいままに。
ついこの間も、チャンスで代打が
回ってきたのに、三振してたし・・・。

そして最近は、代打や代走、
外野の守備固め要因に。

それでも、いつか覚醒してくれると
信じているカープファンも多いが、
もう9年目。

プライベートでは、2014年にTBS
の『マスパン』こと枡田絵理奈さん
という人気アナウンサーと結婚し、
子供も二人。

年俸も若手にどんどん
追い抜かれていってるし・・・

たぶん、奥さんの方が
稼いでいるんじゃないだろうか・・・
カープはどんどん下の若手が
育ってきて、選手層が厚いから、
このまま成績不振が続いちゃうと、
今シーズンあたり、クビにされちゃう
んじゃないだろうか・・・

イケメンだけど口が達者な方じゃ
なさそうだから、解説とかは
向いてなさそうだし・・・

そもそもそこまでの活躍は
まだできてないし・・・
美人な奥さんに、いつか
見捨てられるんじゃないか・・・

とか、堂林が打席に立つ度に
なんとも言えない気持ちになる。

俺も、なんやかんや国立大学に
行ったとこまでは、周囲には
期待されてたと思う。
（少なくとも親には）

そこから就職もせず、
無謀にも役者目指して挫折。
パチンコで借金して・・・
今は孤独なフリーター。

・・・逆境にいる選手は、
他人事とは思えない・・・。

「なんか・・・似とるいうかさ、
　応援しとうなるんよね」
「え？似とる？　・・・じゃけど
　堂林はイケメンよ」
「そこじゃないじゃろ！！！」

スタンドの堂林の
応援横断幕にはこうある。

「乗り越えた壁は　
　いつか自分を守る盾となる
　　　　　　　　　堂林翔太」

俺は堂林のようにイケメンでも
ないし、甲子園にも出てないし、
美人アナウンサーの嫁も
いないけど・・・

応援してます！　堂林！！
どうびゃやしーーー！！！