ぺらいち君のイマイチ人生

~東京ドームから徒歩5分~

ぺらいち君のイマイチ人生~東京ドームから徒歩5分~

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昔ながらの銭湯

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 昨日、家で、風呂に入るため、
お湯を出そうとすると、
いきなりものすごい音がする。

ガゴッ!!

「ヒィぃぃっ!」

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あまりにも大きな音だったので、
一人で悲鳴をあげてしまった・・・

それからしばらくすると、
かすかに水の音が聞こえてくる

ゴポッ・・・・ゴポゴポ・・・・

ふぅ~、良かった
チョロチョロだけど水が出始めた・・・

と思ったら、ずっと水の温度が
上がらない・・・
うちのお風呂の蛇口は、
熱湯の赤と冷水の青の蛇口の
両方を調節しながら、
温度を調節するタイプなので、
赤い蛇口をMAXまで開けるが、
一向に温度が上がらない・・・

もしかして・・・・
先日、俺んちの隣の建て物が
取り壊されてたのが
影響してるんだろうか・・・

これじゃ、風呂も入れん・・・

俺は仕方なく、
近くの銭湯に行くことに。
小さい銭湯だけど、家から歩いて
5分くらいのところにあったはず。

思えば、銭湯なんて、何年も行ってない。
家ではシャワーばっかだから、
湯船につかるのが楽しみだ~

銭湯に着くと、
「湯」と書いた黄ばんだ暖簾がお出迎え。
木の札を差す下駄箱も、年季が入ってる。
中に入ると、番台に座っているのは、
えらいヨボヨボのお爺ちゃんで、
会話の反応がかなりゆっくりだ。

「大人一人で」

「・・・・はい」

「あ、貸しタオルもお願いします」

「・・・・へ?」

「貸・し・タ・オ・ル」

「・・・・へ?」

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仕方なく、積み重ねられた
タオルを指差すと、
お爺ちゃんは、やっと気づいてくれる。

「・・・560円ね」

1,000円札をお爺ちゃんに手渡すと、
ゆっくりと電卓をパチパチ叩く。

男湯に入ると、近所の常連なのか、
意外に人がいてビックリ。

まずは体を洗って・・・
シャワーはレバー式で
温度調節は出来ない。

「熱っ!!」

しかも、シャワーの
ヘッドが壁に固定されていて
動かせない。
なに、この使いづらい熱湯シャワー・・・

こんな熱いシャワーで、
みんなよく洗えるな・・・

「熱っ!熱っ!」

そう体をビクつかせながら
体を洗っていると、
となりのオジさんが話しかけてくる。

「熱いよねぇ・・・
 ここのシャワー・・・
 でも毎日来てたら慣れるヨ」

「はぁ・・・」

そして体も洗い、
いよいよ湯船へ!
・・・と思ったら、
湯船に人がいっぱいで入れない・・・。

しょうがない、サウナから・・・

と思ってサウナの扉に近づくと、
ドアノブのところに
「サウナは有料」と書いてある。
マジかよ・・・

そうこうしているうちに、
湯船が空いたので
そそくさと、入っていく。

ザブーン!

う・・・ひゃぁ~~~~
気持ちいい~~~

熱湯シャワーのせいで、
ちょっとヌルく感じるけど・・・

風呂から上がり、服を着た後の
仕上げは、やっぱり
ビンのコーヒー牛乳!
銭湯と言えばコレなんだよなぁ!!!

勢いよく、冷蔵庫から
コーヒー牛乳を取り出すと
・・・あれ?
まさかのペットボトル?!!
ペットボトルに
ビンのデザインが貼られてる・・・。

ここは、近代化してんのかよ!

それでもググっと飲み干すと、
なんだか元気がみなぎってくる。

プハ―!

・・・・うん。まぁ、
たまにはいいもんだな
こういう銭湯も。

また来ようっと!

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