両思いでした
秋田出身の大学2年生トミー。
彼女がいると豪語していたが、
実は2次元の彼女だったことが発覚。
しかし、そのトミーが
彼女ができたと浮かれている。
「いや、どうせまた2次元だろ・・・?」
「いや!違いますって!
ちゃんと告白したんですって!」
相手は、バイトの新人の女の子で、
猛アタックし、告白したらしい。
「で、結果は?」
「OKでした。両想いでした」
トミーは嬉しそうに即答する。
しかし、詳細を聞いてみると、
どうやらまだ正式に
付き合ったわけではなく、
2回ほど遊んで、
『次はディズニーに行きたい』と
伝えたところ、
『いいよ』と返ってきただけらしく、
それをトミーは告白成功だと
思い込んでいるようだった。
おいおい、
ディズニーがOKなら付き合えるって、
それ・・・
この32のオジサンと同じ考えだぞ・・・
まぁ、本人がこれだけ確信してるんだから
OKなのかもしれない。
「俺も2次元卒業しますわー!!
リア充っすよ!リア充!!」
あ~浮かれてやがら~・・・
しかし、後日、
その新人の女の子がいたので、
それとなく聞いてみると、
何の話かわからない感じで
ポカンとしている・・・
トミーにも聞いてみると案の定、
両想いというのは
勘違いだったようで、
うなだれている・・・
「やっぱ、二次元の方が
いいっすわーー!!」
おいおい・・・